【人事向け】エンジニア採用でよくある課題と解決策。他社との採用競争に勝つには

システムエンジニアやプログラマーなど、IT技術に特化したスキルを持つエンジニア。多くの企業が欲するため、なかなか採用できないと悩む採用担当者も多いでしょう。本記事では、エンジニア採用でよくある課題と解決策を始め、気になる人材に直接アプローチできるWantedly(ウォンテッドリー)の魅力や運用代行サービスを紹介します。


エンジニア採用でよくある4つの課題

多くの企業が抱える悩み、それは「求人広告を出してもエンジニアが採用できない」というもの。他社との採用競争に勝つには、まず自社の抱える課題を把握することが大切です。そこでまずは、エンジニア採用において多くの企業が抱える課題を4つ紹介します。

1.採用市場にエンジニアが少ない

エンジニア採用が難しい第一の理由として、採用市場にエンジニアが少ないことが挙げられます。その理由は、エンジニアの数自体が多くないことに加え、多くの企業が優秀なエンジニアを流出させないよう、待遇の改善などを行っているからです。そのため、転職希望のエンジニアが採用市場に少ないのです。

また、2019年3月に経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査」※によると、世界的にIT需要が拡大していく一方で、日本では労働人口の減少が見込まれることにより、2030年には最大で79万人もの人材が不足すると考えられています。今後も、エンジニアは企業間での争奪戦が繰り広げられることでしょう。

※出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査」調査報告書

2.企業の条件とエンジニアの希望が合っていない

エンジニアの価値向上に伴い、給与や待遇なども高まっています。そのため、採用活動をする際はエンジニアの求める条件を満たすことが必要です。

しかし、他社の給与や待遇などを分析できていない、経営陣がエンジニアの重要性を理解できず給与面の改善が行えないといった理由などで、エンジニア採用が思うように進まないこともあります。

3.技術やスキルのミスマッチが起きる

エンジニア採用では、企業とエンジニアのミスマッチが起こりがちです。ここで言うミスマッチとは、企業とエンジニアの求めるものにギャップがあることを意味します。ミスマッチの具体例としては、雇用条件やスキル、職場環境、人物像などです。

採用のミスマッチが起こる主な原因は、求める人材像が不明確なこと。また、採用担当者がエンジニアのスキルを理解できていないのもミスマッチを引き起こすことがあります。

4.採用スキルやリソースが不足している

エンジニア採用では、高い採用スキルが求められます。しかし、採用担当者がエンジニア経験者でないと業務内容を深く理解できません。そのため、スキルなどを含めた採用要件の設定がズレている、どんな人材を採用すれば良いのか分からない、なんてことも。

また、採用リソース不足の状態では満足な採用活動を行えず、競合性の高いエンジニア採用で勝てないこともあるでしょう。

エンジニア採用を成功に導く5つの解決策

エンジニアは需要が高いので、どうしても給与や待遇面が強い企業に人材が流れがちです。しかし、採用計画や採用チャネルを見直し、選考方法を改善することで解決に近づけます。ここでは、エンジニア採用を成功させるために取り入れたい5つの解決策を紹介します。

1.社内のエンジニアと話し合って採用計画を立てる

先述したように、エンジニア採用では採用担当者がエンジニアのことを理解していないと思うように進まないものです。とはいえ、採用担当者がエンジニアの業務内容を理解するのは至難の業でしょう。

そこで、採用計画を立てる段階から社内のエンジニアと話し合ってみましょう。採用担当者だけで採用要件やスケジュールなどを決めるのではなく、現場の意見や要望などを聞くことが大切です。

採用担当者と社内のエンジニアですり合わせをした上でペルソナ設定をすれば、両者の意図が合わずに内定がなかなか出ないことも防げます。エンジニアの視点から人物像の設定に意見をもらうなど、お互いの理解を深めてから採用計画やペルソナ設定を立てていくのが、エンジニア採用を成功に導く第一歩です。

2.採用マーケティングを行う

エンジニア採用では「競合他社よりも自社の魅力をいかにアピールできるか」も重要なポイントです。そのためには、自社だけでなく他社の理解も深める必要があります。

そこで取り入れたいのが、採用マーケティングです。採用マーケティングとは、マーケティングの手法や思考を取り入れた採用概念のこと。求職者のニーズを把握する、自社の広報活動を積極的に行って顕在層や潜在層などに興味を持ってもらうなど、求める人材が自社に来るよう誘導する仕組みを作ります。

自社と競合他社を分析する際は、まず他社の事業内容や給与・待遇面、採用ターゲット、アピールポイントなどを把握しましょう。それをもとに、自社の採用要件や給与・待遇面が見合っているか、そして自社が他社と差別化できるアピールポイントはどこにあるのか考えます。

また、広報活動では自社サイトでの情報発信だけでなく、SNSやオウンドメディアの活用など、あらゆる角度から求職者に自社の魅力をアピールすることが欠かせません。特に、知名度があまり高くないスタートアップ企業が注力したい部分でもあります。

3.採用チャネルを増やす

採用市場にエンジニアが少ないということは、言い換えれば転職希望の人材と接点を持つのが難しいということ。従来の採用手法で自社の求めるエンジニアと出会えていないのであれば、採用チャネルを増やすことを検討しましょう。

採用チャネルは自社ブログやリファラル採用などの他、ダイレクトリクルーティングというものがあります。ダイレクトリクルーティングとは、企業が求職者にスカウトメールを送る採用手法のこと。従来の採用手法が求職者からの応募を「待つ」のに対し、ダイレクトリクルーティングでは企業からアプローチをする「攻め」の姿勢が特徴です。

ダイレクトリクルーティングには転職潜在層も登録しているので、うまく活用することで優秀なエンジニアを採用できるかもしれません。

4.スキルチェックの内容を見直す

エンジニアを採用できたものの、入社後にスキルや知識不足が発覚するケースもあるでしょう。それによって戦力不足に陥る、または早期退職をされてしまっては、採用活動が振り出しに戻ってしまいます。

候補者の見極めが課題の場合は、選考時のスキルチェックを見直しましょう。見直し案としては、プログラミングのスキルチェックができるサービスの利用や、企業がコーディングテスト(コーディング試験)を行う方法などがあります。

コーディングテストとは、応募してきたエンジニアのプログラミング能力を試すテストのことです。これを行うことにより、応募者が自社の求めるレベルに見合っているか確認でき、採用のミスマッチを防ぎやすくなります。

5.選考スピードを上げる

エンジニア採用において、選考スピードやレスポンスの早さは重要なポイントです。転職希望のエンジニアは複数の企業に応募をしたり、企業側からスカウトされたりと、常に動きがあるものです。なかには、複数の企業から内定をもらう人もいるでしょう。

そんな中、選考やレスポンスに時間をかけてしまうと、その間に候補者が他社を選んでしまうかもしれません。面接希望日が合わない場合は、可能な限り企業側が合わせることをおすすめします。面接日が先延ばしになると、候補者は他社の面接を先に受けてしまい、そちらに流れてしまう可能性があるためです。

エンジニアは他社との奪い合いです。採用活動では、スピード感を重視しましょう。

エンジニア採用は「Wantedly」

採用チャネルの見直しや採用力アップをしたい企業におすすめなのが、Wantedly(ウォンテッドリー)です。気になるエンジニアには、ダイレクトスカウトで直接アプローチをして採用につなげましょう。ここではWantedlyの魅力や、運用代行サービスを紹介します。

Wantedlyは「共感」でマッチングする採用オウンドメディア

数ある採用チャネルと違い、Wantedlyは「共感」でマッチングするのが最大の特徴です。従来の採用チャネルとは違い、給与条件の記載はNG。その代わり、企業の考え方や文化で差別化を図れます。

Wantedlyは自社の採用HPとして使用できる他、「ストーリー機能」を採用広報ツールとして活用可能です。伝えきれない自社の魅力を掲載することで、興味関心を喚起して候補者をファン化できます。「ストーリー機能」は構成や内容に関する決まりはないので、会社の日常の様子や社員のインタビューなど、さまざまな魅力を発信できます。

「ダイレクトスカウト」で直接アプローチを

Wantedlyは「ダイレクトスカウト」で気になる候補者に直接アプローチができます。データベースに登録されている候補者を検索し、気になる人にスカウトメールを送信。Wantedlyの平均返信率は約20%と、他社よりも高いのが強みです。

エンジニア採用を成功させるには、スカウトメールの文面も重要なポイントと言えます。ツールの名称や開発言語などは、綴りや大文字・小文字に加え、カタカナで書かずにアルファベット表記にするなど、正式名称で記載することが大切です。また、エンジニアにとって魅力的な文面になっているか、自社のエンジニアに確認してもらうと良いでしょう。

Wantedlyの運用代行サービスも

「採用チャネルを増やしたいけれどリソース不足で難しい」「既にWantedlyを導入しているけれど思うように運用できていない」そんな企業は、Wantedlyの運用代行サービスを活用する方法があります。

株式会社リファイドが提供する運用代行サービスでは、メインページや募集記事、ストーリー記事、スカウトテンプレートの作成だけでなく、応募者への1次対応や応募者の管理まで行います。

まずはお気軽にご相談ください。

エンジニア採用は「Wantedly」を活用して

他社との競争が激しく、採用が難しいエンジニア。採用を成功させるには、自社エンジニアとの協力や採用マーケティングの導入、採用チャネルの見直しなどが欠かせません。

採用市場に少ないエンジニアを獲得するには、待つのではなく攻める姿勢が大事。ぜひWantedlyを活用して、気になる候補者に直接アプローチしてみてはいかがでしょうか。難しい場合は、運用代行サービスの活用もぜひご検討ください。

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