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【SEO対策4つ】キーワード選定だけじゃない!上位表示のために必要なこと

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Sambushi編集部です!

メディア運営をしている方なら、必ず知っておきたいのがSEO対策の方法。なぜならSEO対策をするのとしないのでは、将来的なCV率が大きく変わってくるからです。

今回は作成した記事を検索上位に表示させるための、SEO対策のポイントや方法をご紹介します。SEO対策の効果が出るのには時間がかかるので、施策をおこないながら検証・対策を繰り返しおこないましょう。


記事配信の基本。Googleの検索順位はどのように決まるのか?

SEO対策を知る前に、まずは記事をインターネットにアップした際、検索エンジンがどのような仕組みで記事を表示させているかを知っておく必要があります。分かりやすくご説明しましょう。

検索エンジンとは?

パソコンやスマートフォンで何かを調べようとした際、まず「検索窓」と呼ばれる部分に探したいことに関する単語などを入れて検索します。

その検索窓はいわば大きな本屋の窓口のようなもので、窓口で「こんなものを探している」と言うと、店員が目的に一番合った記事を探してきてくれるイメージです。

そして本の著者から見て、その店員に「一番合った記事だ」と思ってもらうための施策をSEO(Search Engine Optimization・検索エンジン最適化)と言い、その本屋(検索エンジン)を運営しているのがGoogleであったりYahoo!であったりする、ということです。

国内シェアはGoogleがトップ

日本の検索エンジンは7割以上がGoogleを使っていると言われており、シェアが第2位と言われているYahoo!も、Googleの検索エンジンを使っています。そのためSEO対策はGoogleのガイドラインに沿っておこなうのがベター。

とはいえ、検索順位はGoogle独自のアルゴリズムによって決められているため、こうすれば確実に1位を狙えるという方法はありません。しかし確実に言えることは、Googleは検索するユーザーの利便性・信頼性を一番大切にしているということです。

つまりユーザーがより満足できるコンテンツ作りを目指せば、必然的に検索上位になる可能性が高まるわけです。

検索結果で上位表示させるポイントは?

Googleのアルゴリズムは公開されていませんが、ユーザー第一の視点でコンテンツ作りをおこなうならば注意するべき点はいくつかあります。

【ポイント1】検索の意図に合った記事・コンテンツを作る

ユーザーが何かの単語を検索窓に打ち込んで検索した場合、多くは「それ」について知りたいと思っています。しかし検索で出てきた記事を読んでいると、知りたい単語に関しての内容はあまりなく、あとはあまり興味の無い内容ばかり……。

そうなるとユーザーは読むのをやめる、またはその企業のコンテンツを読まなくなる可能性もあります。それは回りにまわって、適切な記事を表示できなかった検索エンジンの信頼低下になる可能性も。そのため検索語に合わない記事は、上位表示されにくいのです。

ポイントとしては、ユーザーの検索語にぴったり合った、目的に対する情報を網羅した記事を制作すること。その検索語は検索クエリと呼ばれ、SEO対策には欠かせない言葉なので覚えておきましょう。

【ポイント2】高品質で使いやすいサイトを制作する

いくら役に立つ情報が詰まっていても、構成が整っていない、文章が読みにくいなどの記事は最後まで読んでもらえない可能性も。ユーザーを第一に考えるなら、読みやすくて利便性の高い、高品質なサイト作りを目指すことが大切です。

具体的には見出しや小見出しを意識して使う信頼性の高い引用元を利用するパソコンやスマホなど異なるデバイスにサイトの形を適切に対応させる内部リンクを充実させるなどがあります。

検索エンジンとクローラーについて

話は本屋に戻りますが、コンテンツをインターネットにアップすると、クローラーというロボットがその情報を見つけ、本屋に登録(インデックス)します。そもそもインデックスされないと店員に認知されないため、この作業は非常に大切です。

さらに内部リンクを充実させると、インデックスされた記事からリンクを使って別記事へとクロールされやすく、それがスムーズであればGoogleから質の高いサイトであると評価されやすい傾向にあります。

クローラーが回遊しやすいサイトは、つまりユーザーが見て回りやすいサイトであるとも言えるので、検索順位が上がる可能性も高まるのです。

確実におこなうべき具体的なSEO対策の方法4つ

ユーザーが検索窓に入力する言葉のなかでも、多くの人が利用する重要な単語のことをキーワードと呼びます。

SEO対策において重要なのはこのキーワードを記事内に適切に入れること。それにより、その記事が検索窓に入力された言葉と深く関係するものであると、検索エンジンに理解されることになります。

また、その他いくつかの対策をおこなうことによって、さらに上位表示のためのサポートにつながります。キーワードを含めた具体的な対策をご紹介しましょう。

【対策1】キーワード選定

何よりも重要なのが、検索された言葉と記事とを結びつけるキーワードです。キーワードは記事の内容を方向付ける、大切な役割を持った言葉。あれもこれもと詰め込まず、テーマを決めてひとつに絞るのがおすすめです。

可能であればメディア全体でひとつのキーワードをテーマとして、いろんな記事で広げていくのが理想的です。サイト内に並んでいる関連記事が全く別のテーマよりも、関連したテーマのほうが情報を集めやすく、検索で訪れたユーザーの満足度も高まります。

【対策2】サイト内での内部対策

内部対策は、記事を見つけてインデックスする役割を担うクローラーに向けておこなう施策です。主な内部対策としてパンくずリストやXMLサイトマップの送信タイトルにキーワードを入れる、などがあります。

また、同じキーワードや関連するものを分かりやすくカテゴリ分けし、記事と記事をつなぐ内部リンクを構築して見つけやすくすることも大切。近年、以前よりも増してSEO対策としての内部リンクは重要視されている傾向にあります。

クローラーが回りやすいメディア・記事は、ユーザーにとっても見て回りやすいサイトであると評価されます。そのため細かい部分にはなりますが、内部対策を徹底するのが非常に大切なのです。

【対策3】URLの正規化

メディアや記事はひとつしか制作していなくても、実は表示させるURLはいくつか種類があったりします。多くはwwwやindex.html、スラッシュ(/)などですが、これらがあるかないかを統一させ「正規のURL」を決めることで、検索エンジンからの評価が分散しにくくなります。

近年では通信内容が暗号化されているかどうかを表すhttpかhttpsかどうかも評価向上の対策のひとつと言われています。これらは同じように見えますが、検索エンジンから見れば別サイトだと評価されるため、必ず設定しておきましょう。URLの正規化は、301リダイレクトなどで設定をおこないます。

301リダイレクトは、記事のURLが変わった際などに、それをブックマークやリンクしていた人がもう一度それをたどって訪れることができなくなるのを防ぐこともできます。このように不便さをなくす施策をユーザビリティ(使用性・使いやすさ)と言い、これもSEOの評価のひとつとなります。

【対策4】ユーザーが使いやすい・見やすいサイト設計

現在はテキストや動画などさまざまなコンテンツがありますが、全てにおいてきちんと最後まで見てもらえているかどうか、という部分が重要視されています。

その理由としては、最後まで見てもらえるコンテンツ=ユーザーが興味を持って読み進められる(見続けられる)有益なコンテンツであると考えられるためです。

とくにテキスト記事の場合は、文字の大きさやサイトの作り方、色やデザインにリンクやボタンの場所まで全てが使いやすさに直結します。だからこそ隅々まで気を配った、使いやすく見やすい記事制作・サイト設計が必要となるのです。

これらをしっかりと作り込みつつ質の高い記事内容にすることにより、閲覧してくれた人が引用として使ったり、有益なサイトとして紹介してくれることも。そんな「閲覧者の信頼を得て貼られたリンク」のことを被リンク・ナチュラルリンクと言いますが、こちらもSEO評価が高まる要因とされています。

見やすく分かりやすいサイト作りを目指すことが、自然にSEO対策としての役割を果たします。ターゲットとキーワードを適切に設定し、丁寧に説明できるサイト制作を心がけましょう。

公開済みの記事は順位を把握してブラッシュアップを

SEO対策は検索順位の上位表示を目指しておこなうもの。だからこそ、記事が今どのくらいの位置にいるのかを常に把握し、まだまだ下の順位であれば対策を考える必要があります。

対策キーワードやコンテンツ内容を見直そう

公開済みの記事の順位がなかなか上がらない原因として、選んだキーワードに競合が多すぎるという場合があります。

とくにひとつのメジャーな単語のみをキーワードとして設定してしまうと、そのキーワードに絡んだ別の目的の情報まで表示されるため膨大なランキング・ページ数になります。

そのため、例えば「キーワード」だけではなく「キーワード 選び方」など少し目的を絞ってみましょう。それだけで競合はぐっと減り、上位表示の可能性は上がります。ただしキーワードによっては上位表示が難しいものもあるため、キーワード選びは慎重におこなう必要があります。

ツールを使って順位チェックをしよう

また、コンテンツ内はユーザーの使いやすさと、信頼性を意識して修正を。まずは最後まで読んでもらえる記事作りを目指して修正し、こまめに順位をチェックします。

検索順位の把握には、無料で使えるツールが多く公開されているので使いやすいものを選んでOK。今の順位からさらに上に上がるためにはどうすればよいのか狙ったキーワードの上位記事と自社記事の違いはどこかどのようにアプローチしていくかなど戦略を考えるキッカケにできるとよいですね。

上位表示される記事のSEO対策は、徹底的なユーザー視点が大切

はじめに記載したように、SEO対策は主にGoogleの検索エンジンで上位表示されるための施策であり、Googleの検索エンジンが上位に表示したい記事・コンテンツは検索したユーザーが最も満足できるであろう記事・コンテンツです。

だからこそ大切なのは、質が高く、充実した記事作りです。そしてそれをサポートするために、より詳細なSEO施策をおこなうことが確実に上位表示を目指すためのポイントであると言えるでしょう。

分からないことを調べる際、これはとても分かりやすい記事だと思うものがあったなら、ぜひその作り方を参考にしてみても。いろんな記事の良い部分を取り入れつつ、素晴らしい記事作りを目指しましょう。

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