ポートフォリオの意味とは?採用者がチェックすべきポイントを解説

求人活動におけるポートフォリオとは、作品集・過去の業績をまとめた資料を指します。そんなポートフォリオを、企業が候補者に用意してもらうのには意味があるのです。本記事では、就職・採用活動におけるポートフォリオの意味や、採用者がチェックすべきポイントについて解説します。


ポートフォリオを候補者に用意してもらう目的

ポートフォリオは、元々は書類などを運ぶためのケースを意味する言葉でした。そこから、「書類の束」のような意味を持つようになったとされています。そして、求人活動におけるポートフォリオは、その人物がこれまでに残してきた成果を記録したものを意味するようになりました。作品集や過去の業績をまとめた資料などが当てはまります。

以下では、候補者からポートフォリオを提示してもらう目的について解説しましょう。

候補者の情報を得るため

ポートフォリオは、候補者の情報を得られる資料です。スキルや知識など、自社で働くにふさわしい能力が身についている、もしくはこれから身につけられる人材であるかを判断する材料となるでしょう。ポートフォリオからわかる候補者の能力については、次の章で紹介します。

面接時などの話題にするため

ポートフォリオは、候補者との話題作りという意味も持ち合わせています。インターンや面接などの際、候補者とコミュニケーションを取れる場で有効に活用できるはずです。ポートフォリオの詳細を本人から直接聞くことで、資料だけではわからなかった事実を知れることもあるでしょう。

ポートフォリオからわかる3つのこと

ここでは、ポートフォリオからわかる候補者の情報を解説します。以下の3点から、候補者が自社にふさわしい人物であるかを見極められるでしょう。

1.スキル・センス・知識のレベル

過去の業績や作品を通して、候補者が現在どれだけのスキルや知識を身につけているのかが知れます。また、ポートフォリオ全体からその人のセンスも窺えるでしょう。

2.論理的思考能力の有無

ポートフォリオには、論理的思考のレベルを測れる要素がいくつかあります。

社内会議や取引先との打ち合わせなど、仕事をする上で論理的思考能力が必要となる場面は多いもの。候補者が自社で働けるだけの論理的思考能力があるか判断するためにも、ポートフォリオを活用しましょう。

3.自社への関心

ポートフォリオ全体を通して見ると、自社への関心度合いがわかるものです。どれだけ自社で採用されたいと思っているのかは、面接だけでなく、ポートフォリオからも確認してみてください。

3つそれぞれの情報は、次の章で紹介するチェックポイントから読み取れます。

【採用者向け】ポートフォリオのチェックポイント6つ

候補者からポートフォリオを受け取ったら、まずチェックすべきポイントがあります。ここで紹介するポイントを抑えれば、候補者のスキルや知識、センス、論理的思考能力、自社への関心度合いがわかってくるでしょう。

1.掲載されている作品のクオリティ・業績

ポートフォリオに載せられた作品のクオリティや業績をよく確認してみてください。そこには、相手のスキルや知識が表れているはずです。作品や業績、一つ一つの内容をよく見て、自社が求めるスキル・知識があるかを判断してください。

ちなみに、ポートフォリオに掲載されているものは、候補者の成果の一部でしかありません。渾身の業績を厳選しているがために、あえて少ない数で勝負している可能性があるため、掲載されている数を機にする必要はないでしょう。

2.作品・業績に関する解説文

論理的思考能力を測るために、まず作品や業績についての解説文をチェックします。ターゲットはどんな人物か、コンセプトは何だったのか、自分が取った行動・作ったものにはどういう意味があったのかなどが明確になっているほど、ロジカルな思考が得意である可能性が高いでしょう。

実際に候補者と会ったとき、ポートフォリオの内容について直接解説してもらうのもおすすめです。口頭で説明する力も十分あるかを測れたり、その作品や仕事にどれだけの熱量を注いでいたかがわかったりします。

3.成長度合い

時系列ごとの作品や業績をまとめたポートフォリオである場合は、その候補者の成長度合いを確認しましょう。自社で働いた場合、どれくらいの期間でどんな仕事を任せられるようになるか、という指標になります。

チェックする前には、どれくらいの学習能力・自ら率先して行動していく力を持った候補者が欲しいかを明確にしておいてくださいね。

4.ポートフォリオそのもののデザイン性・構成力

ポートフォリオに載っている作品や業績だけではなく、ポートフォリオ全体を見ることも大切です。

ポートフォリオに使用されているカラー、画像や文章の位置などからは候補者のデザイン性が測れます。

ポートフォリオに掲載されているもの、その順番などからは構成力が窺えるでしょう。どのような意味があって厳選し、順番を決めたのかがわかりやすいポートフォリオを作る候補者は、論理的思考能力が高いと考えられます。

デザイン性や構成力がそれぞれ備わっている候補者は、人を魅了する資料作りが得意である可能性が高いです。

5.黙秘義務を守れているか

作品や業績の中には、黙秘義務を言い渡されている場合があります。例えば、リリースされていないものの情報や、著作権に関わる情報が記載されているポートフォリオは危険です。自社で働く際にも決まりを守れない可能性があるため、しっかりとチェックしておきましょう。

6.集められた作品・業績の傾向

自社の傾向を意識した作品・業績ばかりが載せられている場合は、自社をしっかりとリサーチした上でポートフォリオを作成したと考えられます。例えば、営業職で応募をした候補者のポートフォリオが、営業に関する業績をまとめたポートフォリオになっているなどです。自社のターゲット層に合ったものが厳選されていれば、自社のために作った可能性がより高いでしょう。

ポートフォリオを使い回ししている候補者は少なくないため、自社のためにポートフォリオを作成するという候補者は志望度が高いと言えます。

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Wantedlyで作品・業績を確認できる場所

Wantedlyには、「職歴」を記載できる欄があります。そこで、候補者がこなしてきた仕事内容や業績を確認することができるでしょう。

また、「個人でやったこと」としてポートフォリオを作成しているユーザーもいます。そこからは、そのユーザーが手がけた作品や、職歴には記載しきれない業績などが閲覧可能です。

ユーザーの細かな情報チェックをする時間が取れない場合は、リファイドのWantedly運用代行サービスを利用するのも手でしょう。上手く導入すれば自社の担当者は工数が減り、より効率的な採用活動ができます。

ポートフォリオから自社とマッチングする候補者を探し出そう!

ポートフォリオを提出してもらうのには、企業にとって大きな意味があります。候補者が自社の希望する人材かどうかを見極めるため、ポートフォリオはしっかりとチェックしましょう。

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