howto-find-referencesite

【情報収集の3ポイント】効率的な参考サイトの探し方

howto-find-referencesiteSambushi編集部です!

ウェブサイトのコンテンツ制作、とくに記事をライティングする際に、情報収集を目的として既存サイトの記事を参考にする場面が多々あります。

しかし、インターネットでの情報収集に慣れていないと、欲しい情報がなかなか得られずにさまざまなウェブサイトを行ったり来たり大変な思いをすることもあるでしょう。

この記事では、効率よく情報を集めるためのポイントを解説します。無駄なく情報収集を終わらせて生産性アップにつなげたい方は参考にしてみてください。


1. 効率的に情報を集めるポイント

記事のライティングで必要な情報を効率的に集めるには、いくつかのポイントがあります。

まずは「情報収集にかける時間を決める」「競合サイトを参考にする」そして「Google検索を使いこなす」の3ポイントに分けて詳しく見ていきましょう。

1-1. 情報収集にかける時間を決める

効率的に情報収集をしたいのであれば、情報収集というタスクに割く時間をあらかじめ決めておくことをオススメします。

インターネットが普及した現代では、探そうと思えばいつまでも新しい情報に触れることができるため、ついダラダラと検索する時間を浪費しがちです。しかし、効率のよさを追求するのであれば、無意味な情報収集にかける時間はありません。

そのため、自分自身へ対して制限時間を設けることによって、適度な緊張感を持ちながら情報収集に臨めるでしょう。

1-2. 競合サイトを参考にする

競合サイトというのは、自社サイトが取り扱っているテーマやジャンルに近い他社サイトを指して使われる言葉です。

お互いが認識する必要はありませんが、文字通り競い合うサイトなので、必然的に読者のターゲット層や提供するコンテンツに共通する部分が多く見られることが特徴です。そのため、自社サイトが欲しい情報を競合サイトはすでに持っていることも多く、情報収集のソースとして適している可能性が高いといえます。

共通部分が多いとはいえ、あくまでも参考にするものなので、すべてを真似してはいけません。「むやみやたらにウェブサイトを検索するよりは情報収集の手間が省ける」くらいに考えておくと良いでしょう。

1-3. Google検索を使いこなす

情報収集には、Google検索を活用している方が多いのではないでしょうか。Googleと対をなす2大検索エンジンのもう1つYahoo!も、Googleの検索システムを採用しています。つまり実質的なウェブ検索はすべてGoogle検索であるといえるでしょう。

そんなGoogle検索には、ただキーワードを入力するだけではない「オプション」を使った検索方法があります。

Google検索オプションを活用すれば、探している情報をダイレクトにキャッチできるため、情報収集を効率化することができます。

2. 競合サイトを参考にする方法

情報を効率的に集めるポイントで挙げた1つの「競合サイトを参考にする」についてもう少し掘り下げていきます。

競合サイトを参考にするうえで具体的に見るべきポイントは、どんなターゲットへ向けて、どんなコンテンツを提供しているかです。競合サイトは自社サイトと比較してもターゲットや提供するコンテンツが似ているため、ゼロから情報収集をするよりも効率がグンと良くなります。

とくに、公開されている記事あたりのPV数を見れば「ユーザーが求めている情報は何か」という解析が、記事の内容を見れば「自社がどのような切り口でアピールしていけばいいか」といった情報が収集できます。

3. Google検索を使いこなす方法

情報を効率的に集めるポイントの2つ目は、「Google検索を使いこなす」です。

Googleの検索窓にキーワードを入力して検索結果から情報収集を行う一連の流れは変わりませんが、検索のオプションを使えば高度な検索ができるようになるという話を先ほどしました。

ここでは検索のオプションとして「フレーズ検索」「URL検索」「ファイル形式を指定して検索」「特定のウェブサイトを指定して検索」の4つをご紹介しますので、Googleで参考サイトを検索する際に活用してみてください。

3-1. フレーズ検索

通常はキーワードを入力すると、同じキーワードをウェブ上で見つけ出して検索結果として表示してくれます。

しかし、Googleがキーワードを1つのフレーズとして認識していないため、同じ文字列を含んだだけで異なるテイストのウェブサイトが上位表示され、検索の妨げになることもあります。

そんなときにフレーズ検索をすると、完全一致したキーワードのウェブサイトと関連するウェブサイトのみを表示してくれるため、関連性の低いウェブサイトを検索結果から除外できるのです。

フレーズ検索のやり方は簡単で、検索したいキーワードを「“(キーワード)“」で囲むだけ。

どんなキーワードで検索したらいいかは競合サイトを参考にしながら、記載されているキーワードを探してみましょう。

3-2. URL検索

多くのウェブサイトから特定のページを探したいときに使えるのが「URL検索」です。Googleの検索窓に「inurl:(検索したいURL)」と入力すると、入力したURLと一致するページのみ表示することができます。

たとえば、さまざまな会社の企業情報を集めたければ「inurl:about」会社の求人情報を集めたければ「inurl:recruite」など、一般的に使用されているURLほど検索しやすい特徴があります。

ただし、参考になるサイトがどのようなURLをパーマリンクとして設定しているかわからないため、フレーズ検索に比べると指定できる範囲は狭いといえるでしょう。

3-3. ファイル形式を指定して検索

オプション検索のなかでも、とくに情報収集で役に立つのが「ファイル形式を指定して検索」です。ファイル形式では、SEOの影響でなかなか上位表示されないPDFやDOCといったファイルを直接検索することができます。

やり方は、任意のキーワードの入力と同時に「filetype:(ファイル形式)」と入力するだけ。

製品機能や仕様が書かれたマニュアルはPDFの場合が多いため、メーカーの公式サイトへアクセスしてから製品名で検索といった手間を大幅にカットできます。

そのほかにも日本政府や大手企業が調査・発信している貴重な1次情報は、ウェブサイトではなくPDFファイルで公開されていることが多いため、情報収集においてとても重宝する検索オプションです。

3-4. 特定のウェブサイトを指定して検索

参考になりそうなウェブサイトを見つけたものの、サイト構造が雑然としていて、さらにページ数がとにかく多くて目的の記事が見つけられない。そんなときには「特定のウェブサイトを指定して検索」が役に立ちます。

検索窓に「site:(ウェブサイトURL)」と入力し、あとは調べたいキーワードを入力して検索。

すると、指定したウェブサイト内でキーワードを含むページだけが検索結果に反映されます。サイトマップと長時間にらめっこしなくても済むため、非常に効率的な検索方法です。

フレーズ検索やURL検索と違って検索が複数サイトに及ばないので、特定のウェブサイト内で検索したい場合は「site:(ウェブサイトURL)」を使うと良いでしょう。

4. まとめ

参考サイトを探すためには、効率的な情報収集をすることが大切です。検索方法を知っているのと知っていないのとでは、情報収集にかかる時間も大幅に変わってきます。

効率よく情報収集をするためには、競合サイトを見つけたり検索オプションを活用したりして、探し求めている情報までいかに早くたどり着けるかがカギとなるでしょう。

できるだけ効率的に参考サイトを見つけて情報収集をしたいという方は、この記事でご紹介した競合サイトやGoogle検索を上手く活用してみてはいかがでしょうか。

(画像はpixabayより)

howto-find-referencesite
最新情報をチェックしよう!