Sambushi編集部です!
Webライティングといっても、Webに存在する記事は様々。リファイドでは主にニュース記事・コラム記事・インタビュー記事を作成していますが、コラム記事の中身を細かくみていけば、複数の種類が存在しています。そのためコラム記事は総称的な呼び方として使っているといってもいいでしょう。
インタビュー記事も同様で、細かくみていくと、社内報に使用する社員へのインタビュー記事や飲食店などの店舗へのインタビュー記事、学校のサイトに掲載するための学生へのインタビュー記事など、対象が違ってくると、すべて同じ種類というより、総称と捉えたほうがスッと納得がいきます。
「じゃあ記事にはどんな種類があるの?」「種類ごとの書き方ってどういうこと?」と、なかなかイメージがつかない方もいますよね。
そこで今回は、記事の種類を大きく6つに分けて、それぞれの記事のポイントを解説します。記事を書き始める前にポイントを頭に入れ、種類に合わせた記事の作成を行いましょう。
▼「記事を書くポイントをもっと知りたい」という方はこちらの記事をどうぞ
Webライティングで気を付けたい4つのポイント
1.ニュース記事
ニュース記事は、全世界で起こっている芸能や政治、動物など、様々な出来事=情報の発信源を記者が記事化したものを指します。
どういった出来事であるのか、という情報をいち早く読み手に伝える必要性があるため、時間をかけて作り込むというより、情報を正確にスピード感をもつことが重要であり、特徴となっている記事です。
リファイドのニュース記事とは?
リファイドで扱っているニュース記事は、基本的に一次メディアと呼ばれている企業が出すプレスリリースや、準一次とされるPR TIMESなどのプレスリリース配信サービス上にある企業のリリース情報をもとに、記事化を行っています。
一般的なニュース記事と同様に、記事のネタには鮮度があるとされている記事で、SEO効果というより、記事を掲載するサイトやSNSの更新頻度の保つことに強みがある記事コンテンツです。
2.コラム記事
コラム記事とは、記事のテーマに関する一般的な知識などに加えて、書き手であるライターの意見や経験を盛り込んだ記事です。
例えば「Webライティング」をテーマにしたコラム記事を書く場合、Webライティングの意味や書き方などの基本的な概要を書いたうえで、書き手であるライターの知識や経験をもとにした文章を含めます。
ほかの誰でもないライター自身の経験は唯一無二のもの。書き手側の視点や知見を盛り込めば、競合サイトでは真似できないオリジナルのコラム記事を作ることが可能です。
コラム記事はライターの個性が大きく影響するため、記事に筆者の記名を設けているパターンもあります。インフルエンサーなどの知名度が高い方が筆を執ることもあります。
コラム記事を書く際のポイントは、できるだけライターの知見を残しておくこと。書き手によっては文末が「ですます」ではなかったり、★や♪といった記号を使ったり、ライターの個性を残した文章であると、ユーザーへ書き手の人間性や感情をダイレクトに伝えることができます。
ライターの個性を出さないコラム記事もある
ただし、あえてライターの名前を出さないコラム記事にする場合は別です。
企業が運営するオウンドメディアでは、個人名を出さずに「◯◯編集部」としてコラム記事を投稿することも珍しくありません。
このSambushiもそのパターンです。今この記事を書いている私自身、リファイドに所属する社員ではありますが、名前を出さず記事を制作しています。
ここで勘違いをしてほしくないのは、ライター名前が出ていない記事の情報は無益であるというわけではありません。
名前を出していないだけで、読み手がもつ課題や悩みの回答=コラム記事となるように意識して制作を行っています。(リファイドに限らず、きっと他の記事代行会社さんも)
3.情報記事
情報記事とは、特定のキーワードに対する情報を網羅的に集めた記事です。HOW TO(ハウツー)記事とも呼ばれていますね。
例えば「Webライティング 書き方」というキーワードでは、Webライティングの書き方に関する情報を集めて記事を作成します。内容としては、次のような情報が望ましいです。
・Webライティングの書き方
・Webライティングの注意点
・ライティングとWebライティングの違い
インターネットで読者が検索する理由の多くは、悩みや課題を抱えているからです。その悩みや課題を解決するために必要な情報を提供するのが、情報記事の役割といえます。
一般的に情報記事には、コラム記事のようなライターの知識や経験は不要といわれており、情報記事を書く際は、競合サイトや書籍を参考に情報を集めます。
しかし、正確な情報を収集する能力や、記事に上手く組み込む能力が求められます。そのためリファイドではなるべく記事テーマやジャンルに関して経験を積んでいるライターさんに制作してもらっています。
情報収集時のポイントは、一つの情報元からすべての情報を得ようとしないこと。特にWebメディアから情報を得る場合、検索結果からいくつかの記事をみてみると記事によって見解が異なる場合があります。
企業や個人を問わず、参考にしたWebメディアが誤った情報を載せている可能性は否定できないため、必ず複数のWebメディアから情報を参照するようにしましょう。
4.まとめ記事
まとめ記事とは、商品やサービスなどの情報をまとめている記事です。
見分け方としては、記事のタイトルで「おすすめランキングTOP100」「~する方法10選」と書かれている記事がまとめ記事といえます。
まとめ記事は「ユーザーが知りたいけれど調べるのが面倒な情報」を手っ取り早く閲覧できるようにまとめたものを指します。
記事構成や差別化をそれほど必要としないため、取材をせずに記事が書けることから「コタツ記事」と揶揄されることもあります。
まとめ記事の作成ポイントは、できるだけ最新の情報をまとめることです。例えば「家電ランキング」というまとめ記事があったとします。家電は最新機種であるほどスペックが高かったり、使い勝手が良い場合が多いため、ユーザーは新鮮な情報を求める傾向があります。
そのため、多くのWebメディアは記事タイトルの頭に「【2021年最新版】」「【2021年5月更新】」など、最新の情報をまとめた記事だとアピールするのです。
当然、まとめる記事も最新の情報にアップデートする必要があります。
記事タイトルだけ常に最新にしてまとめた情報が古いWebメディアも多々ありますが、信用を失うだけですので推奨しません。
5.商品紹介記事
商品紹介記事とは、販売している商品を実際に使用した感想を紹介する記事です。
特定の商品を購入しようとしているユーザーは「(商品名) レビュー」「(商品名) 口コミ」といったキーワードで検索をします。そのため、記事タイトルに商品名を入れる商品紹介記事も多いです。
商品紹介記事を作成する際のポイントは、商品をしっかりと理解し、魅力をユーザーへ分かりやすく伝えること。実際に商品を使って抱いた感想は、一次情報であり、ユーザーが商品の購入を考える際に最も知りたいと思っている情報です。
ユーザーは商品に対して良い点も悪い点も正直に書いている記事を求めています。そのため、商品やサービスを過度に良く見せることも厳禁です。
6.インタビュー記事
インタビュー記事は、対象となる人物に取材することで、その人の個性や考え方、所属する店舗や企業の理念や歴史などを文章として記事化したものです。
インタビューを受ける側(インタビュイー)が読み手に伝えたいことがある、もしくはインタビューをする側(インタビュアー)が読み手に伝えたいことがある場合に、最適な記事コンテンツです。
たとえ同じ人がインタビュイーだとしても、インタビュアーが変われば、内容が変わることもあり、どう記事として表現するかどうかで、読み手に伝わる印象がガラッと変わるのが特徴でしょう。
インタビュー記事を制作する際は、主に次の3つを組み立てることがポイントです。・なぜそのインタビュイーでなければならないのか(理由)
・誰に届けたいのか(ターゲット)
・インタビュイーの想いを届けた結果として、読み手にどうしてほしいのか(目的)」
リファイドのインタビュー記事とは?
リファイドでは、取材交渉や質問事項の作成、記事化など一括で承ることが可能です。
インタビューの事例は次のようなものがあります。(一部)
・スポーツ観戦が可能な飲食店のインタビュー記事
・著名人へのインタビュー記事
・学校サイトに掲載するための在学生へのインタビュー記事
・社内報に掲載するためMVP賞を獲った社員へのインタビュー記事 など
▼「インタビュー取材記事の書き方を知りたい!」という方はこちらの記事をどうぞ
インタビュー取材記事の書き方を5ステップで解説
リライトとSEOは記事の種類ではない?
リライトとは、すでに公開している記事を書き直してブラッシュアップすることを指します。公開したもののPVが伸びない、成果が出ないといった記事に対して行うテコ入れのようなものです。
リライトは、記事をより良くするために書き直し、ブラッシュアップする作業を指します。記事が目指す目的によっては構成からすべて見直すことも珍しくありません。
競合と比較して不足している情報を追記したり、古くなった情報をアップデートするなどがリライトにあたると覚えておきましょう。
一方、SEOとはSearch Engine Optimizationの略語で、検索エンジン最適化と訳されます。
Googleではクローラーがインターネット上にある、様々なWebページの情報を収集、分析を行います。その結果、ユーザーにとって有益であると判断されたWebページが検索結果の上位に表示されるという仕組みになっています。
この仕組みを利用し、エンジン検索結果の上位に表示されるように様々な調整をする施策をSEOと呼んでいます。
たしかに「リライト記事」「SEO記事」と呼ぶこともありますが、コラム記事にしても情報(HOW TO)記事にしても、SEOを意識して制作することもあれば、PV数の伸びが悪ければ、リライトで記事をアップデートし、PV数向上を狙うこともあります。
そのため、あくまでリライト・SEOは、テクニックの一つであると解釈したほうがいいかもしれません。
▼「リライト記事についてもっとを知りたい!」という方はこちらの記事をどうぞ
オウンドメディアのリライトとは?リライトの基準4つとポイントを紹介
▼「SEO記事の作成方法を知りたい!」という方はこちらの記事をどうぞ
SEOに強い記事で上位表示!作成の基本から注意点まで解説
まとめ
現代では、いつでも気軽に検索できるインターネット環境をほとんどの人がもっているため、Webメディアの需要が高まり続けています。多様化するユーザーのニーズを満たすには、Web記事も多様化し、用途に合わせた記事を提供することが大切です。
今回でご紹介した6つの種類とポイントを参考に、成果を得るための記事を作成してみてください。
そして「記事制作したいが社内のリソースが足りない」「そもそも知識が全然足りない」と悩んでいるのであれば、ぜひリファイドに気軽にご相談ください!
▼「記事制作代行サービスを比較したい!」という方はこちらの記事をどうぞ
【ライティング代行サービス6選!】選ぶポイントもご紹介