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更新頻度はSEOに影響する?オウンドメディア運営のコツを解説

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Sambushi編集部です!

オウンドメディアの運営で気になるのがコンテンツの更新頻度ではないでしょうか?

「なるべく高い頻度で更新した方がSEOでの評価もよくなる」と耳にした方もいるでしょう。

しかし、適切な更新頻度はオウンドメディアのジャンルや目的によって異なります。

今回の記事では、オウンドメディアの更新頻度に悩まれている方や、更新頻度の目安について知りたい方に向けて、「更新頻度に正解はあるのか?」「更新頻度がSEOにどう影響してくるのか?」について詳しく解説します。


更新頻度は高ければよいわけではない

「コンテンツを更新する頻度は高い方がいいのかな?」「コンテンツを量産したほうがいい?」と気になっている運営担当者の方もいますよね。

しかし、オウンドメディアの更新頻度に正解はありません。

ただ闇雲に更新頻度を上げれば、検索順位が上がるわけでもなく、直接的なSEO効果が期待できるわけではありません。

それはなぜかというと、更新頻度よりもコンテンツの質が重要といわれているからです。

質の高いコンテンツをユーザーへ提供することは、ウェブマスターガイドラインにてGoogleも発表しています。

▼ウェブマスターガイドライン
品質に関するガイドライン

Googleが公表しているように、ただ更新頻度を高めただけでは、Googleから評価されるサイトにはならず、SEO効果は期待できません。

オウンドメディアを運営する場合には、更新頻度よりもユーザーにとって良質なコンテンツを届けることを、念頭において運営する必要があります。

オウンドメディアのタイプやジャンルによっても違う

また、オウンドメディアの更新頻度は、オウンドメディアのタイプやジャンル、目的によっても異なります。

オウンドメディアのタイプは大きく次の2種類に分けられます。

ニュース記事タイプ
専門記事タイプ

ニュース情報やトレンド情報を発信するオウンドメディアの場合は、最新情報を読者に提供するため頻繁に更新する必要があります。

その反対に、専門記事タイプでは、専門性のある情報を発信する必要があるため、更新頻度より記事のクオリティをより重視する必要があります。

また、オウンドメディアの目的によって月の記事内容や本数も異なり、リソースや外注ライターへ依頼する予算などによっても、更新できる頻度は変わってきます。

SEOでは、更新頻度を重要視するのではなく、良質なコンテンツ作成と、Googleからマイナス評価を受けないサイト設計をすることが大切です。

まずは自社のオウンドメディアのタイプやジャンル、目標から更新頻度を考えていきましょう。

オウンドメディア運営のコツ

ただサイトを更新しているだけでは、更新頻度はSEOに直接的な影響はないといえます。しかし、オランドメディア運営にはコツを押さえることが大切となっており、そのコツとは次の2つです。

年間の計画を立てる
コンテンツの質を高める

それでは、それぞれについて解説していきます。

年間計画を立てる

まず1つめは、「年間計画を立てる」ことです。

オウンドメディアは継続的な情報発信が重要。

最初は、コンテンツ作成に注力して頻繁に更新していても、運営期間が長くなるにつれて徐々に更新頻度が下がってくるケースも多くみられます。

また、コンテンツ作成では、社内リソースや社員の他業務との兼ね合いや予算の分配なども関係してきます。

計画的に進めなければ、日々の他の業務に追われてしまい、コンテンツ制作に時間があてられず更新が止まったりと中途半端になりがちになります。

更新することだけに囚われたり不定期更新になってしまったりすると、行き当たりばったりで、そのときに思いついた内容の薄いコンテンツを作成してしまうことも珍しくありません。

どのくらいの頻度で
どのような内容のコンテンツを更新するのか
半年後や1年後にはどのくらいのPVを達成したいのか

上記のように、中長期的な目標を決めることが大切になります。

オウンドメディアをしっかり育てるためにも、中長期的な目標を立て、継続的な更新をしていきましょう。

コンテンツの質を高める

2つめは「コンテンツの質を高める」ことです。

オウンドメディア運営でSEO効果を狙うなら、サイト内の低品質なコンテンツの割合を減らしていく必要があります。

低品質なコンテンツは、Googleの評価を下げる可能性も高くなります。

【低品質なコンテンツの例】
他サイトの記事と類似率が高すぎる(コピペ行為をしている可能性がある)
サイト内に重複したページがある
内容が古いまま更新されていない

オウンドメディアの運営期間が長くなればなるほど、低品質なコンテンツも増えていってしまう可能性があります。

そのため、一度作ったコンテンツは放置せず、SEOツールなどを活用して定期的な見直しや修正などの対応をしましょう。

主な対応は次のとおりです。

古い情報のままなら最新情報にアップデートする
サイト内に類似したコンテンツがあれば統一させる
読まれていない記事や検索順位が圏外または11位以下の記事をリライトする
ユーザーからの需要が低そうなコンテンツは削除する
質の高いコンテンツを追加していく など

低品質なコンテンツを減らし、サイト全体のコンテンツの質を高めることでSEO効果も期待できます。

更新頻度の決めるポイント

更新頻度の計画を立てるためのポイントは3つあります。

オウンドメディアのコンテンツ内容を明確にする
年間イベントをコンテンツにする
社内イベントを記事にできるかを検討する

それでは、それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

オウンドメディアのコンテンツ内容を明確にする

まず1つめは、どのようなコンテンツを発信していくのか「オウンドメディアの目的を明確にする」です。

自社で発信できる情報で何が提供できるか?を考えてみるとよいでしょう。

コンテンツの内容例
商品の特集ページ
専門家会耳利用者へのインタビュー記事
アンケート記事 など

このなかでも、インタビュー記事やアンケート記事のように、スケジュールを組んだりコンテンツ作成までに情報をまとめたりするようなものは、完成までに時間がかかります。

その反対に、すでにある知識や情報で作成できるような、完成までに時間がかからない内容もあるでしょう。

まずはざっくりでも構わないので、作成したいコンテンツをすべて洗い出してみてください。

そして、各コンテンツ制作にかかる工数を振り分けて、作成に時間がかかりそうなものから逆算して作成に取り掛かるスケジュールを立てていきます。

このように、コンテンツ内容にかかる工数を基準に、更新日を決めていくと無理なく継続できに運営できます。

年間イベントをコンテンツにする

2つめは、「年間のイベントを取り上げてコンテンツにする」です。

1年を通してさまざまなイベント行事が行われ、イベント前後では、イベント関連の検索ニーズも増えます。そのため自社のオウンドメディアでも、季節行事や天候ネタを記事に取り込むと販促効果が期待できます。

自社の商品で年間イベントと関連がある場合は、積極的にコンテンツへ反映していくのがおすすめです。

さらに、春夏秋冬と四季に沿った内容のコンテンツを作成することによって、年間を通した継続的なサイト流入も期待できます。

年間イベントに合わせてどのような情報が提供できるか、どのような切り口があるかを明確にしてみましょう。

このとき、年間イベントをまとめた販促カレンダーを活用すると、年間イベントのリサーチやコンテンツのネタを考えるときに便利です。

社内イベントを記事にできるか検討する

3つめは、「社内イベントを記事にできるか」です。

普段は何気なく行っている企業の取り組みも、コンテンツに反映できます。

企業の取り組み例
会社説明会や表彰式などのイベント
セミナーを開催
地域への社会貢献 など

さらに、複数回に分けてイベント当日の様子を投稿していったり、参加者の声を取り上げたりなど、さまざまな切り口があるはずです。

このような外からは見えづらい企業のイベントや活動をコンテンツ化することにより、外部の人たちにも自社の取り組みをアピールできます。

それに合わせて、自社の想いや掲げる目標などをコンテンツ内に入れることで、オウンドメディア運営の目的ともいえるブランディングの相乗効果も期待できるでしょう。

社内イベントでコンテンツに反映できそうなものがあればコンテンツ作成の候補に入れて、更新頻度を決めてみて下さい。

まとめ

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SEOで重要なことは「質の高いコンテンツ」と「Googleからマイナス評価を受けないサイト設計」の2つです。

更新頻度を高めたからといって、SEO効果が期待できるわけではないことを頭に入れておきましょう。

また、一度作成したコンテンツの見直しも定期的に行い、低品質なコンテンツを減らしていき、質の高いコンテンツを増やしていくことも大切です。

オウンドメディアのジャンルや目的によって更新頻度は異なります。

今回ご紹介した「更新頻度を決める3つのポイント」をヒントに、年間の計画をしっかり立てて、継続的な運営を目指していきましょう。

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