採用オウンドメディア、Wantedly(ウォンテッドリー)が提供する福利厚生が「Perk(パーク)」です。対象者の範囲が幅広い、在宅でも利用できるサービスが豊富など、従来の福利厚生よりも現代にマッチしているのが特長です。今回はWantedlyの「Perk」について、サービス概要や魅力、導入実例や導入方法を詳しく紹介します。
「Wantedly Perk」とは?サービス概要について
300万人以上のユーザーと、40,000社以上の企業が登録しているWantedly(ウォンテッドリー)。自社の魅力を発信できるストーリー機能や、気になる候補者に直接アプローチできるダイレクトスカウト機能など、他の採用チャネルにない魅力が豊富です。
そのWantedlyで活用できるのが、「Perk(パーク)」というサービス。導入することで、候補者にメリットとしてアピールできます。まずは「Perk」のサービス概要から見ていきましょう。
ニューノーマル時代の福利厚生
「Perk」は、Wantedlyが提供する福利厚生のこと。社員のニーズやライフスタイルにマッチする1,000以上のサービスを、特別価格で提供。対象者は社員本人だけでなく、その家族も含まれます。
チームのパフォーマンス向上につながる新しい福利厚生として、「Perk」は一人ひとりの挑戦をサポートします。
掲載サービスは豊富
「Perk」では、スキルアップや情報収集、英会話など、社員のスキルアップに活用できるサービスが豊富です。その他、家事代行サービスや出前、ベビーシッターを始めとする子育て支援など、仕事に集中できる環境づくりに役立つサービスも多数揃っています。
さらに、毎月多数のサービスが続々と追加中です。
従来の福利厚生との違い
「Perk」を利用できる対象者は、Wantedlyの有料プラン契約企業に勤める従業員と、その家族です。ここでいう“家族”の範囲が従来の福利厚生と大きく異なります。なぜならば、「Perk」はLGBT(性的少数者)や事実婚でも対象になるからです。
また、従来の福利厚生は、基本的に出社が前提でした。一方、Wantedlyの「Perk」なら、在宅勤務でも好きなサービスを利用可能です。つまり、リモートワークが普及した現代にマッチした福利厚生といえます。
「Wantedly Perk」が持つ4つの魅力
働き方が多様化する現代にマッチした、Wantedlyの「Perk」。導入することで、企業だけでなく社員にとってもメリットがあります。ここでは、数ある中から4つの魅力を厳選して紹介します。
1.導入・管理が気軽にできる
「Perk」を利用できるメンバーの招待や、利用の権限設定はWeb上で一括管理が可能です。メンバーの削除も簡単。さらに、ISMS認証(ISO 27001)を取得しているため、セキュリティ面も安心です。
2.導入費用の負担がない
導入時の初期費用はかかりません。
また、今なら従業員100名の無料枠を利用可能です。さらに、プランに応じて最大で400名までは追加費用なしで利用ができます。
3.勤務地を問わず利用できるサービスが豊富
「Perk」に掲載されているサービスの多くは、オンラインで利用可能です。自宅にいながら活用できるので、リモートワークが普及し勤務地が多様化する現代でも、従業員へ平等に提供できます。
4.お得なキャンペーンが定期的に実施される
「Perk」では、利用金額のキャッシュバックなど、お得なキャンペーンを定期的に実施しています。毎週のメルマガ配信やSlackとの連携により、社内の認知拡大や利用機会の増加を促進。
その他、人気のサービスがさらにお得に利用できる「今月の特割」を、毎月1日に更新しています。
「Wantedly Perk」の導入実例と評判
「Perk」を導入したことで、社員の早期退職を防いだり社員同士のコミュニケーションを活発化させたりと、労働環境の質の向上に成功した企業が多く存在します。導入の参考として、「Perk」の導入実例と評判を見ていきましょう。
リモートワーク社員の要望に応えて導入を決定した企業
「植物と暮らしを豊かに。」をコンセプトに掲げ、ガーデニングWebメディアやECストアなどを運営する株式会社ストロボライトが「Perk」を導入したきっかけは、働き方の変化に伴い行った社員へのアンケートでした。
コロナ禍の非常事態宣言を機に、全社で在宅勤務とした同社。リモートワークが始まって3ヵ月ほど経ったころに、リモートワークの感想と今後の要望を問うアンケートを実施したといいます。
アンケートによって浮かび上がったのが、生産性の低下。社員やお客様とのコミュニケーションが、リモート環境で取りづらいことが判明したのです。アンケートで「求める福利厚生のメニュー」を社員に聞いたところ、すべてが「Perk」で提供されていたことで導入を決定。
「Perk」のサービスは場所を選ばずに利用できる上、仕事では見えないその人の一面が垣間見えたり、同じサービスを使ったことで社員同士の会話が生まれるきっかけになったりと、福利厚生を通じたコミュニケーションが生まれた、と同社の担当者は語ります。
早期退職を防ぐために導入したスタートアップ企業
社会課題を解決する事業を展開している、X Mile株式会社。2019年2月に設立された同社は、急成長を遂げているスタートアップ企業です。会社の成長に伴い、社員数も増加。
同社の共同創業者でありCOOでもある渡邉さんは、スタートアップ企業は離職率が高いことを前職で実感していたそうです。福利厚生は用意されているのに誰も使わず、仕事に疲れて退職していくーー。そんな前職の姿を見ていたからこそ、社員に「この会社で働いていて良かった」と思ってもらうために「Perk」の導入を決めたといいます。
ワークチェアのレンタルや宅配ピザなど、各々が利用したサービスの感想がオフィスの話のネタになっているのだとか。同社では「Perk」などで社員の満足度を向上することによって社員の離職を防ぎ、定着を促していくことを目標としています。
導入で社内コミュニケーションが活発化した企業
デジタルメディア事業を主軸とする株式会社キュービックも、Wantedlyの「Perk」を導入した企業の一つです。同社には、所属部署や立場の垣根を越えた関係性を築ける「FAM(ファム)制度」というものがあります。
もともとはオフラインでのコミュニケーションが活発でしたが、フルリモート勤務の導入後はオンラインでのコミュニケーションが求められるように。そんなFAM活動のサポートとして導入されたのが、「Perk」でした。
同社では、多くの社員が「食」に関するサービスを利用しているとのこと。「Perk」の導入後、社内のイベントスペースでFAMの懇親イベントを行う頻度が高まり、社員同士がコミュニケーションを図る機会が増加しているそうです。
「Wantedly Perk」を導入するには
既にWantedlyを運用している企業が「Perk」を導入するには、スケジュールや料金の把握が欠かせません。導入に関して不安がある場合は、Wantedlyが実施している個別相談会への参加や、株式会社リファイドの運用サービスを活用する方法などがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
導入スケジュールを把握する
「Perk」はWebから申し込みが可能。以下の簡単3ステップで、最短即日で利用を開始できます。
- 契約まで:約5分
- 社内への導入:約30分
- 利用開始
契約後はキックオフMTGが実施され、利用するにあたって対応が必要な内容を案内されます。
利用開始は招待メールの送信、もしくは招待URLを社員に共有し、従業員が個人アカウントの登録をするだけ。個人アカウントで登録するのは氏名、メールアドレス、パスワードの3点のみと簡単です。
料金を知る
「Perk」のプランは、ライト、スタンダード、プレミアムの3つ。ライセンスの追加料金は共通ですが、月額料金や基本ライセンス数に違いがあります。自社の従業員数などに応じて、適したプランを選びましょう。
個別相談会を利用する
Wantedlyでは、無料の個別相談会を毎週実施しています。「Perk」はもちろん、Wantedlyに関する疑問がある場合は利用してみてはいかがでしょうか。
<対象>
Wantedlyのサービスを知りたい、活用方法を知りたい担当者様
<開催時間・開催日>
約40分、毎日平日10~18時の間
<実施方法>
オンライン会議形式
<内容>
- Wantedlyのサービス概要・詳細
- 効果的な活用方法・成功方法の共有
- 類似企業における利用事例の紹介
運用代行サービスを活用する
「Perk」の導入だけでなく、Wantedlyの運用にも不安が残る、または社内のリソースが不足している企業は、株式会社リファイドの運用代行サービスを活用する方法がおすすめです。
<リファイドでできる主なこと>
- Wantedlyの運用相談
- メインページ作成
- 募集記事作成
- ストーリー記事作成
- スカウトテンプレート作成
- 応募者への一次対応
- 応募者管理 など
貴社に合う運用方法や「Perk」の導入方法など、まずはお気軽にご相談ください。
「Wantedly Perk」の活用で社員のモチベーションをアップ
自社で働く社員だけでなく、その家族まで幅広く対象となる、ニューノーマル時代の福利厚生「Perk」。リモートワークが普及している現代にマッチしたサービスが多く掲載されているため、従来の福利厚生よりも社員の満足度が高まることでしょう。社員のモチベーションアップ、そして生産性の向上のために、Wantedlyの「Perk」を導入してみてはいかがでしょうか。