
Wantedlyでは、企業HPだけでなく社員それぞれの個人アカウントのプロフィールも充実させれば、自社に興味を持つ候補者が増えるかもしれません。各社員、設定できる項目は隅々まで設定し、候補者から魅力的に映るプロフィールを作成しましょう。本記事は、企業側の人に向けたWantedlyの個人プロフィール作成方法を紹介します。

【企業】Wantedlyにおけるプロフィールの重要性

Wantedly利用者にとって、プロフィールは自己PRするのにとても重要な場所。それは求職者だけでなく、企業側の人にとっても同様です。ここでは、社員が個人アカウントのプロフィールを充実させる意味、その重要性について解説します。
1.候補者が企業により興味を持つきっかけとなり得ること
社員の個人アカウントが充実していれば、閲覧した候補者の興味を引き、同時にその社員が勤める企業にも興味を持つかもしれません。
候補者は気になる企業のHPだけでなく、社員のプロフィールもチェックすることがあります。その理由は、希望する企業にいる社員と円満な人間関係を築けそうか、一緒に仕事をしたいと思える人がいるかをリサーチするためです。
求職者が社員のプロフィールに共感したり憧れを抱いたりすることが多くなれば、企業の募集にエントリーする候補者も増えてくるでしょう。
2.候補者にとっての安心材料となること
社員の個人アカウントのプロフィールが充実していると、候補者は安心してエントリーしたり、スカウトへの返信をしたりしやすくなる可能性が高いです。
先ほども伝えたように、多くの求職者は円満な人間関係を築ける環境を望みます。しかし、もしも社員の個人アカウントのプロフィールが簡素だったなら、候補者はそこで働く人々の人物像がイメージできず不安を感じるかもしれません。
自社に興味を持つ候補者が少しでも安心してエントリーできるように、社員一人一人に個人アカウントのプロフィールを作り込んでおくよう働きかけることをおすすめします。
Wantedlyのプロフィールで設定できる項目
Wantedlyのプロフィールでは、以下のような項目が設定できます。
- 氏名
- アイコン/ウォール画像
- 自己紹介/キャッチコピー・好きな言葉
- この先やってみたいこと
- 学歴/職歴
- スキル/特徴
- 個人でやったこと(ポートフォリオ・受賞歴・執筆歴など)
- 基本情報
- 連絡先
- 言語
- スキャンした名刺画像
- SNS連携
名前・プロフィール画像・自己紹介文などといった基本的なものに加えて、この先やってみたいこと・個人でやったことなどのように、自分の人となりが伝えやすい項目も揃っています。
また、個人アカウントのプロフィール情報は公開範囲の設定が可能です。公開パターンは全部で5つ。
公開範囲 | 詳細 |
一般公開 | Wantedlyを利用するすべてのユーザー・Web上で検索したユーザー |
Wantedlyユーザーまで | Wantedlyを利用するすべてのユーザー・Facebookの友達の友達まで |
2次のつながりまで | Wantedlyで直接つながっているユーザーとその知り合い・Facebookの友達の友達まで |
つながりまで | Wantedlyで直接つながっているユーザー・Facebookの友達まで |
自分のみ | 自分のみ |
自身や企業の状況に合わせて、公開範囲を決定しましょう。
【企業】Wantedlyの魅力的なプロフィールの作り方
社員の個人アカウントのプロフィールを魅力的に仕上げる方法を解説します。項目をただ埋めるだけではなく、候補者の興味を引くようなプロフィールを作成しましょう。
1.自分らしさが出るプロフィールアイコン・ウォール画像を設定する
まずはプロフィールのアイコンとウォール画像を用意します。
プロフィールアイコンは、自分の顔がわかる写真が好ましいでしょう。理由は、顔が見えている方が候補者に安心感を与えるためです。しかし、実際の自分とはイメージが遠くなるような写真は、あらぬ方向にイメージされてしまう可能性があるのでNG。趣味をしているときの写真や飾っていない笑顔の写真など、自分らしさが滲み出ているものを選びましょう。
ウォール画像では、趣味のものや好きなデザインのものなどで、自分らしさをより表現してみてください。
2.キャッチコピーや紹介文には経緯・経歴も記載する
自己紹介文には出身などのほかに、自分の趣味や大切にしている物事・考え方などを記入します。しかし、ただそれらを記入するだけでは、自分の魅力を伝えきれません。
趣味や大切にしている物事を書く際には、必ずそこに至るまでの経緯や経歴も書いておきましょう。詳しいストーリーまで書くことで、自分という人間がどんなところに関心を持ち、どんな物事を大切にするのかが伝えられます。
ただし、仰々しい書き方をすると、見た人が最後まで読むのが苦痛になりかねません。できるだけフランクに、そして簡潔に書くことを意識しましょう。
3.この先やってみたいことを記入する
社員がこの先やってみたいことは、候補者の興味ある項目の一つであるため、書いておくことをおすすめします。
実際に働く社員が「この先やってみたいこと」というのは、「今働いている企業なら実現できる可能性があること」という示しにもなるでしょう。「共感」を大切にしているWantedlyには、 この先自分がやりたいことができる企業を探しているユーザーが多いため、この項目は自社をアピールするのに有効な場となるはずです。
4.スキル・特徴を記入する
社員の個人アカウントでも、書けるスキル・特徴があるのであれば書いておきましょう。今までに得たスキル・行動の特徴などは、自分がどういった人間であるかをさらに詳しく表現してくれます。記載したスキルや特徴のうち、候補者の興味を引くものがあれば「会ってみたい」と思わせることもできるかもしれません。
5.職歴には目指したことや実績などを詳細に記載する

職歴の部分は、できるだけ詳しく書くのがポイントです。多くの候補者は、一緒に仕事をするかもしれない人物の仕事に対する姿勢も気になるでしょう。職歴は、自分の仕事に対する姿勢を表すのにぴったりの場です。どんな仕事をし、どんな業務を担当してきたかを書くのはもちろん、目指したことや実績などもわかるようにしてみてください。実績などは、わかりやすく数字で明記しておくとより良いです。
6.個人でやったことを用いてポートフォリオを作る

個人でやったことという項目は、自分の実績や作品などをまとめたポートフォリオになります。個人でやったことには、職歴だけでは書ききれなかった内容を書いてみてください。
例えば、自分が携わったプロジェクトについて書くのであれば、成功までの過程と詳しい数字を明記する。自分が作成したWebページをアピールするのであれば、制作時のことを書いたりそのページをリンクさせておいたりするなどです。
Wantedlyのプロフィール作成に迷ったら
候補者の興味を引くプロフィールを作るのは、決して容易ではありません。実際に書いてみても、しっくりくる内容にならなかったり、なかなか候補者が興味を持ってくれなかったりすることもあるでしょう。そんなときは、リファイドに相談してみてください。
リファイドの運用代行サービス
リファイドは、Wantedlyの運用代行サービスを実施しています。サービス内容は主に以下の通り。
- 企業のメインページ作成
- 募集記事作成
- ストーリー記事作成
- スカウトテンプレート作成
- 応募者への1次対応
- 応募者管理
また、上記以外の運用に関する相談も受け付けています。
Wantedlyを運用するにあたって悩みがある企業は、ぜひお問い合せください。
企業側もWantedlyのプロフィールを充実させておこう!

Wantedlyを利用している社員は、候補者へのアピールの一環として個人アカウントのプロフィールも見直してみましょう。社員一人一人が魅力的なプロフィールを作ることで、より素敵な候補者と出会える機会が増えるかもしれません。