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【企業向け】ミスマッチの原因と採用時に防ぐ方法とは?ズレを防いで定着率アップ

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ビジネスにおけるミスマッチとは、企業と社員が抱く認識にズレが生じた状態のこと。ミスマッチが起こると入社後に早期退職されるなど、企業にとっても痛手です。本記事では、多くの企業を悩ませるミスマッチに着目し、意味やミスマッチによって起こり得る弊害、原因やミスマッチを防ぐ方法を紹介します。


採用のミスマッチとは?意味と弊害

悩む男性

せっかく採用した人材が早期退職をしてしまう。それはミスマッチが原因かもしれません。ミスマッチが生じると、企業にはコスト面や人材流出の恐れなどいくつもの弊害が生じますので、採用活動の段階からなるべく防ぐことが重要です。まずはミスマッチの意味やアンマッチとの違い、ミスマッチによって起こり得る弊害から紹介します。

ミスマッチとは認識のズレのこと

日常生活で使用されるミスマッチは「ソファとクッションがミスマッチ」のように、組み合わせが悪いこと、不釣り合いなことなどを意味します。採用におけるミスマッチとは、企業と求職者がそれぞれに求めるものにズレやギャップがある状態のことです。

<ミスマッチの例>

  • 求職者のスキルが企業が想定していたレベルに達していなかった場合
  • 仕事内容が企業から入社前に聞いていたことと違う場合

つまり、採用におけるミスマッチという言葉は、企業または求職者の期待値にズレが生じた時に使われます。

「アンマッチ」とは意味が異なる

ミスマッチと似た言葉として、アンマッチがあります。ミスマッチは企業や求職者の抱くニーズと現実のズレによって生じるのに対し、アンマッチはそもそも両者のニーズが一致しません。

例を挙げると、入社後に人材のスキル不足が発覚するのはミスマッチ。一方、応募してきた求職者の経歴やスキルなどを見て、自社の求める人材ではないと判断し、書類審査で落とすのがアンマッチです。

このような違いがあるものの、アンマッチはミスマッチの一部として捉えられることが一般的です。

社員が感じやすいズレは「人間関係」と「労働環境」

2021年10月に厚生労働省が発表した「新規学卒就職者の離職状況」※によると、新卒として就職後、3年以内の離職率は新規高卒就職者が36.9%、新規大卒就職者が31.2%とのこと。3人に1人が早期離職をしているのが実情です。

なぜ離職率が高いのか、そこには今回のテーマであるミスマッチが深く関係しています。社員がミスマッチを感じやすいのは、人間関係と労働環境が多いことが分かっています。人間関係でストレスを抱いたり、休みが少ないなど労働環境が悪かったりすると、人はどうしても嫌気が差してしまうものです。

採用担当者は、採用活動の中で自社と求職者のミスマッチをできる限り防ぎ、人材の定着率アップにつなげる役割も求められるでしょう。

※出典:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」

ミスマッチによって起こる弊害

採用のミスマッチが理由で社員が退職をしてしまった場合、企業にはいくつもの弊害が生じます。例えば、以下のようなコスト面でのデメリットがあります。

<早期退職によって生じる弊害>

  • 採用や教育にかかる費用
  • 在籍期間の給与
  • 人材の補充にかかる費用

採用のミスマッチによって起こる弊害はコスト面だけではありません。人が足りなくなれば、新たな人材を採用する必要がありますので、採用活動を行うことになります。それにより、面接や採用にかかる費用の発生の他、採用担当者や既存の社員などに負担がかかります。

また、退職者の育成に携わった社員や、その周囲のモチベーションが低下することも考えられるでしょう。場合によっては、退職者が続く恐れもあります。

採用のミスマッチが起こる4つの原因

原因を考える男性

入社したばかりの人材が早期退職をしてしまうなど、ミスマッチには何らかの原因があります。今回はよくある原因の中から4つをピックアップして紹介しますので、自社に当てはまるものはないか確認してみましょう。

1.自社の良い部分しか伝えていない

求人情報を出す際、自社の良い部分しか載せていないと、採用のミスマッチを引き起こす恐れがあります。企業からすると、やはり良い部分を見せて魅力をアピールしたいものです。

しかし、デメリットも伝えておかないと入社後のズレが生じてしまいます。求職者は企業のメリット・デメリットの両面を見て応募しますので、メリットだけではミスマッチが起こるのは必然と言えるかもしれません。

2.求人情報の内容が不足している

「どんな仕事をするのか」という詳細が求人情報に記載されていないのも、採用のミスマッチを起こす原因です。例えば、給与や休日、福利厚生はしっかり書いてあっても、仕事内容の詳細がないケース。これはハローワークなどの求人でよくあるパターンです。

転職サイトでは仕事の詳細や社風などを記載するPRスペースが十分に設けられていますが、定型文のままになっているなど、せっかくのスペースを活かしきれていないケースもあります。

「どんな商品・サービスを扱って、顧客はどんな層が多いのか」など、仕事内容は具体的に記載するとミスマッチを防げるでしょう。

3.選考時に求職者の経歴や成果のみを評価している

履歴書などに記載された経歴や成果は、選考のポイントであることに変わりはありません。しかし、「この人は前職でこれだけの実績を残しているのだから大丈夫」などと先入観にとらわれると、求職者の真の実力や価値観を見極められず、採用のミスマッチを引き起こすことがあります。

4.企業・求職者ともに相手を理解できていない

企業と求職者、お互いの理解が深まらないまま面接が進むことも、ミスマッチの原因です。特にエンジニアなど、専門的なスキルや知識を持つ人材の採用を進める際は、採用担当者の理解が追いつかないことがあります。経験やスキル、知識が採用担当者にないことで、求職者のスキルなどを見極められないこともあるでしょう。

また、企業側が感じた求職者の強みが現場では活かせない、反対に求職者側が感じた働き方と違ったなど、お互いの理解度が低いとミスマッチが生じ、場合によっては早期退職につながってしまいます。

採用のミスマッチを防ぐ3つの方法

笑顔の男性

面接時や選考時に自社のリアルな部分も伝える、または面接時に適正テストを行う、体験入社を導入すると、採用のミスマッチが起こる可能性を減らせます。ここではそれぞれ詳しく解説していきます。

1.自社のリアルな部分も伝える

面接時は自社の良い部分だけでなく、デメリットとなり得ることも伝えて求職者に“リアル”を届けましょう。これによってミスマッチを防ぐことをRJPと言います。

RJPとは「Realistic Job Preview」の略で、「現実的な仕事情報の事前開示」という意味です。面接時に仕事で大変なことなどを伝えることで、企業と求職者のミスマッチを防ぎます。リアルな部分も伝えることで、入社後にズレを感じることが減るでしょう。

2.面接時に適正テストを行う

RJPとともに取り組みたいのが、適正テストの導入です。面接時は求職者も自分を良く見せがちなので、入社後に「思っていたよりもやる気を感じないな」などと企業側が感じることがあります。このミスマッチを適正テストで防ぐのです。

適正テストは、求職者の能力や性格を判定・診断できるのに加え、組織適正やストレス耐性などを見極める手助けになります。求職者だけでなく、自社の社員に適正テストを行い、似た傾向を持つ人材を採用すると、入社後に活躍する可能性が高いと考えられます。

3.体験入社(長期インターン)を導入する

説明をしても、やはり実際に働き始めるとズレを感じてしまうことがあります。そんなミスマッチを防ぐのに効果的なのが、体験入社(長期インターン)を導入する方法です。一般的に、インターンシップ経験者の方が、未経験よりも離職率が低いと言われています。求職者の事情も考慮して、1週間や1ヵ月など、無理のない範囲で行ってみましょう。

なお、体験入社を導入する際は、現場(受け入れ先の組織)の協力が必須です。業務上のフォローなど、採用担当者では行き届かない部分は現場の協力が欠かせません。

それと同時に、求職者に「こんな仕事ができた」という達成感や充実感を得てもらうことも大切です。そうすることで、自社の仕事への興味や愛着が増し、入社したい気持ちがさらに強まるでしょう。

採用のミスマッチを「Wantedly」で防ぐには

Wantedlyのトップページ

採用オウンドメディアのWantedly(ウォンテッドリー)は2012年のサービス開始後、300万人以上のユーザーに利用されています。自社の魅力を発信でき、自社の求める人材を検索・アプローチできるため、採用のミスマッチを防ぎやすいでしょう。ここではWantedlyで採用のミスマッチを防ぐコツを4つ紹介します。

採用ページを充実させる

Wantedlyは給与情報の掲載はNGという、「共感」でマッチングするのが特徴です。画像や文章をフォーマットに沿って作成するだけで、簡単に自社の採用ページを作成できます。

採用ページに自社の魅力を載せることで、利用者が「共感」してマッチング。それにより、採用のミスマッチを防ぎやすいと考えられます。

ストーリー機能を活用する

Wantedlyにはストーリー機能があり、採用ページには載せきれない自社の魅力などを発信できます。社員のインタビューや日常の様子など、社内の雰囲気が伝わるような記事や写真を載せることで、求職者をファンのような存在に。面接に進む段階で求職者の企業への理解度が深まった状態ですので、入社後のビジョンを描きやすく、ミスマッチが起こりづらいと言えます。

ダイレクトスカウト機能を活用する

Wantedlyでは、ダイレクトスカウト機能を使ってスカウトメールを送るなど、企業から求職者へ直接アプローチできます。Wantedly内のデータベースを使って、気になる候補者を検索できるので、自社の求める人材をピンポイントで検索可能です。

また、Wantedlyにおけるスカウトメールの平均返信率は、約20%と他社よりも高めな傾向にあります。スカウトをする文章に加え、会社の魅力も記載することで、候補者から返信が届きやすくなるでしょう。

運用代行サービスを利用する

Wantedlyの運用に自信がない、採用のリソースが不足している場合は、運用代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか。株式会社リファイドでは、主に以下のサービスの代行をしています。

<リファイドでできる主なこと>

  • メインページ作成
  • 募集記事作成
  • ストーリー記事作成
  • スカウトテンプレート作成
  • 応募者への1次対応
  • 応募者管理

採用のミスマッチを防ぐには、募集記事やストーリー記事の内容だけでなく、スカウトメールのテンプレートも重要です。Wantedlyの運用代行は、数多くの企業を担当してきたリファイドにぜひお任せください。

採用のミスマッチは入社前に防ぐことが大切

笑顔で会議する社員

「想像よりもスキルが不足している」「思っていた会社と違う」など、企業と求職者に生じるズレを意味するミスマッチ。これを防ぐには入社前、選考・面接時が鍵を握ります。適正テストや長期インターンの導入とともに、Wantedlyの活用を検討してみてはいかがでしょうか。運用代行は、リファイドまでお気軽にご相談ください。

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